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戦争映画・本の紹介

終戦記念日はおとといでしたが,戦争映画のご紹介。

日本の戦争について勉強してきた私でしたが今年はドイツの戦争について勉強していました。
その中で先生からご紹介いただいた映画で,「NAPOLA」(ナポラ)というもの。


エリート養成機関 ナポラ [DVD]エリート養成機関 ナポラ [DVD]
(2006/09/22)
トム・シリング、フロリアン・シュテッター 他

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主人公はパッケージ左側のフリードリヒで,右の少年はアルブレヒトというのだけれど
アルブレヒトがあまりに美少年すぎて主人公が喰われちゃったw

日本では劇場公開はしていないそうで,DVDは2006年に発売された模様。

NAPOLAとはナチスのエリート養成機関で,寄宿舎制のギムナジウムのようなもの。
入学試験には学科ももちろん課されるけど,そのほかに目の色,髪の色,顔の大きさ?とかも測定される。
学科の比重はそんなに大きくないようで,理想的なアーリア人であればよろしいようだ。

ナチは身分を問わない,実力があれば出世できるというのを名目にしていたため
NAPOLAも腕っぷし(特にヒトラーはボクシングを好んでいたといわれる)が強ければ
入学することができる。ただし,入学後の学内にはヒエラルキーが存在するし,軍の中にも。
日本のエリート養成は,学力の比重が比較的大きいのだけれど,ほかの国では必ずしもそうではないようだ。

さて主人公のフリードリヒは貧しい家の出身だけど,ボクシングの強さがNAPOLA幹部の目に留まり,
スカウトされて,このチャンスを逃すまいと両親の反対を振り切って入学する。
ここで成功すれば,僕もエリートになれるのだ!と。

フリードリヒはNAPOLAでアルブレヒトと出会う。
アルブレヒトの父は知事ため,無理やり?NAPOLAに入学させられたが,
本人は暴力が嫌いで,文章を作ったりするのが好きな繊細な文学少年。(しかも美少年♥)

二人は仲良くなり,NAPOLAでの学生生活をともに過ごす。

ふつうに,何事もそつなくこなせて,立ち回りもうまければうまくやれるようだったけど
ちょっと落ちこぼれだと執拗に周りから責め立てられるし,
中には死を賭して自らの価値を証明する者も。ジークフリート少年はすごくかわいそうだった(´・ω・`)

ほとんどネタバレになっちゃうからこれ以上は語れないけど
(興味があればぜひ見てほしい!流血や人が死ぬシーンもあるけど)
アルブレヒトやフリードリヒのような少年たちがどれほどいたのかが気になるところ。
アルブレヒト!君は弱すぎるよー(゜゜)もうちょっとうまいことやってほしかった…(・。・;
まあそれがいいんだけどね。

最後は一応救いのある終わり方で…。この先つらいこともいっぱいあるんだろうなと思ったけど
きっとお父さんとお母さんが迎えてくれるよ!きみはまちがってないよ!と言いたくなるかんじ(笑)


もともとナチには興味があったんだけど(アドルフに告ぐでね!)今回勉強するなかでさらに興味を持ったので
何冊か本を読みました。

▼一番簡単な入門書はこれ。

ナチズムの時代 (世界史リブレット)ナチズムの時代 (世界史リブレット)
(1998/12)
山本 秀行

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写真と数値資料なども合わせてナチの時代のことがわかる。
非常にうすっぺらくて読みやすい。

▼ヒトラー・ユーゲント等について

ナチ独裁下の子どもたち―ヒトラー・ユーゲント体制 (講談社選書メチエ)ナチ独裁下の子どもたち―ヒトラー・ユーゲント体制 (講談社選書メチエ)
(1999/06)
原田 一美

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日本ではドイツのワンダーフォーゲル文化や,青年同盟って馴染みがないけどこれで大体わかると思う。

▼同じく,ヒトラー・ユーゲントについて

ヒトラー・ユーゲント―青年運動から戦闘組織へ (中公新書)ヒトラー・ユーゲント―青年運動から戦闘組織へ (中公新書)
(2001/01)
平井 正

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結構幹部のことが書いてある。シーラッハとかアーサー・アクスマンとか覚えられる(笑)

▼すっごく最近出た本!

ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)
(2014/06/24)
高田 博行

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今年?出た本で,ヒトラーの演説を分析している。まだ読み中w
ヒトラーの演説は手が混んでいてこれが人々を魅了したのか・・・と感心した。

▼ハンナ・アーレント

ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書)ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書)
(2014/03/24)
矢野 久美子

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この本は別の目的で読んだんだけど,ナチとも関連しているのでここで紹介。
ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントの人生を書いた本。
哲学とかやってこなかった私はあまり知らなかったんだけど,彼女はユダヤ人であるから
強制収容所にも送られているし,ナチスの幹部アイヒマンの裁判を傍聴して悪について考えた哲学者。
映画ハンナ・アーレントも見たけどすっかりファンです。

▼同じくユダヤ人。

夜と霧 新版夜と霧 新版
(2002/11/06)
ヴィクトール・E・フランクル

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ユダヤ人で思い出したけどこれも読んだ。心理学者ヴィクトールE・フランクルの
ナチスの強制収容所での体験がつづられている本。…いつか紹介したっけか?
これはとてもわかりやすく書かれているし,収容所の残酷さが伝わってくるのでよいかもしれない。
生きる意味を見失った人とか,生きる意義を問うている人へ…という文脈でも紹介されることが多いようだ。
私は,日本人の収容所の話とかシベリア抑留とかを好んで読んでいたので,これを読んで激震を受けた!
ということはなかったけど(笑),読み物としてはきっととてもよいとおもう。

こうしてみると好き好んで勉強したというわけではなかったけど案外紹介できる本あった(笑)


これから日本が戦争に向かっていかないように監視し,学び,時に声を挙げていく必要があると
感じているのはもちろんのこと,現在世界で起こっている戦争にも目を向け続け,
理解する「内的な必要性」を感じられる人間でありたいと思います。
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