FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最近読んだ本:フランス現代思想史

5月の課題本。

フランス現代思想史 - 構造主義からデリダ以後へ (中公新書)
岡本 裕一朗
http://www.amazon.co.jp/dp/412102300

(余談だけど前までやれていた商品画像&リンクを貼るのができなくなりました…ガーン。)

フランスの現代思想(構造主義以降)について書かれた本。
今年の年明けに出たばっかりの新しい本だよ~。
平積みになっていたので衝動買い^^

サルトル,メルロ-ポンティ以後のフランス思想の思想家や
その立ち位置とかがあんまりわかってなかったので気になって。

やっぱ歴史の本に比べて圧倒的に読みづらくって,
時間かかってしまった…。面白いんだけどね。

一番とっつきやすくてわかりやすかったのはやっぱり第1章のレヴィ-ストロース。
レヴィさん「アツイ」よ!と思って震えた。
レヴィ-ストロースさんは西洋中心主義を批判して未開文明の復権のために
彼らの文明のすばらしさを語ったわけだけど,
それに対してのちにデリダが「それこそ自分を対比する民族中心主義だ」と批判した
どんでん返しにも震えた。笑

この思想の批判の繰り返しっていいよね。
なんかね。ある人の思想で,コレダー!ゴイスーだろー!キョーカンだろー!
ってなってることも,他の人からみたらそうじゃなかったり
違う視点から見たらまったく裏返しだったり。
ハッ!!!とさせられて面白いよね。そういう批判ができる人になりたいよ。

次に第2章で取り扱っている構造主義者は,ラカン・バルト・アルセチュール。
名前くらいしか知らなかった…。
このへんは「ほえ~」くらいで読んだんだけど,アルチュセールのイデオロギー論は少し気になった。

「社会を維持し,再生産していくためには,イデオロギーが重要な役割を担う」という。
国家は「抑圧装置」としての,警察・裁判所・刑務所・軍隊などを備えて,政府や行政機関を持つ。
これとは別に,宗教的装置・学校的装置・情報的装置などの「イデオロギーの諸装置」も持つ。
このイデオロギーの諸装置は暴力的にはたらくのではなくて,個人が自発的に行動するよう仕向けるという。
個人は,イデオロギーにおいて,「自由に服従する」。
これはなぜなのかということアルセチュールは考えたんだって。

こういうの私の調べたいことに近いので気になる。今度「哲学の歴史」シリーズで調べてみよう(メモ)

それから第3章でフーコー,第4章ドゥルーズ,第5章でデリダ。
みんなフランス現代思想を彩る大御所ばかり!

1行で感想をまとめると
フーコーの「エピステーメー」は言葉ぐらいは知ってたけどぜんぜん意味しらなかった。
ドゥルーズの管理社会論はかなり現代の社会を予見していておもしろい~
デリダの「脱構築」!ロゴス中心主義を批判していながらロゴス的に書かれるというパラドックスからロゴス的に書くことを放棄!でも全然いみがわからない!衝撃!

…いやなんかアルチュセールについて書いて疲れたんだよ。笑

フランス現代思想について,よくわかったかというとまったく知識が足りないので
多分全然わかってないんだけど,
でもなんとなく全体像は見えた感じ。

最後のほうに簡単に書いてあるけど,
「哲学的論考のなかに,前衛的な芸術や文学のスタイルを取り入れた」
ってこと。

おしゃんてぃーなフランスらしいよね。
フランス人は服を10着しか持たないもんね。

ドイツの伝統的な形而上学的な哲学もすき。


疲れたので次は歴史の本読んでます。
最近出たばっかりの「ニュルンベルク裁判」ってやつ。これはすぐ読めそう。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。